俳人の辞世と生き方

俳人の遺した辞世と生き方を探索中

2020-03-08から1日間の記事一覧

猫の俳人 久保より江

「ねこに来る賀状や猫のくすしより」「泣き虫の子猫を親にもどしけり」「猫の子の名なしがさきにもらはれし」など、猫の俳句においては、この人の右に出るものはいない。 大正時代の、女流俳人華やかなりし日に、その中心になることも許されたより江は、学者…